アシックス、カスタマーハラスメントへの対応方針を発表 カスハラ「増えた」実感も
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年05月22日

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アシックス(神戸市中央区)は5月19日、顧客からの社会通念上相当な範囲を超えた要求や言動があった場合の基本的な方針を策定し、「カスタマーハラスメント(カスハラ)への対応方針」として発表した。
暴力、暴言、SNSでの非難中傷 警察・弁護士との連携や取引停止などで対応
今回、発表したカスハラへの対応方針で、アシックスは対象となるのは顧客からの要求・言動のうち、要求の内容に妥当性を欠くもの、または要求の内容が妥当であっても要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであり、従業員の就業環境が害されるものと定義している。
具体的な事例として以下の5つを例示している。
- 顧客による暴力、暴言
- 顧客による過剰または不合理な要求
- 顧客による合理的範囲を超える時間的、場所的拘束
- 顧客によるその他ハラスメント行為
- SNSやインターネット上での
誹謗 中傷
同社では、カスハラに対し、以下の対応を取る。
社内対応:カスハラに関する社内研修の実施、外部専門家との連携
- カスハラに関する知識および対処方法の研修を実施
- カスハラに関する相談窓口を設置
- より適切な対応のため、警察や弁護士など外部専門家との連携
社外対応:悪質なカスハラの場合、取り引きお断りも
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