約2割の企業、個人データ消し忘れで情報漏えい 3割強はデータ管理のルールもなし 民間調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年02月27日

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創朋(東京都千代田区)は2月26日、企業の人事異動・退職時におけるデータ管理の実態調査の結果を公表した。調査結果から、企業の人事異動・退職時におけるデータ管理の実態が明らかになった。
相次ぐ個人情報漏えいを受け、高まる情報管理の重要性
近年、個人情報が流出する事案が増え、企業の間ではセキュリティリスクが高まっている。今回の調査においても、92.5%(「非常にそう感じる」と「ある程度そう感じる」の合計)の人が、企業における情報管理の重要性が高まっていると感じていると回答した。

個人情報流出の原因としては、退職・異動時の業務データや端末について適切なデータ削除を行っていないことによる意図せぬ流出が多いという。今回の調査でも16.9%と2割近くの企業で、データ削除の取り組み不足により、情報漏えいやセキュリティ事故を経験していることがわかった。
3割強の企業はデータ管理・削除に関するルールやガイドライン未設定
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