オフィス環境で入社を決める候補者が約36% 「リラックス・変化・選択肢」が時代のキーワードに

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月15日
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オフィスリノベーションサービスを運営するイデックスビジネスサービス(福岡県福岡市)は10月14日、「人事担当者が考える採用力強化とオフィス環境」に関する調査を実施し、その結果を公表した。調査の結果、応募者が最終的に入社を決める際に影響する要素として、オフィス環境が36%を超えることがわかった。

オフィス環境で入社を決める候補者が約36% 会社説明会も重要に

調査ではまず、人材採用においてどのような課題を感じているかについて尋ねたところ、「応募者数が少ない」(46.7%)の回答が最も多く、「自社に合う人材が集まらない」(46.0%)、内定辞退が多い(40.6%)と続いた。

次に、応募者が最終的に入社を決める際に、どのような要素を重視するかを人事担当者に聞いた。職務内容や給与・福利厚生などの大前提となる条件が満たされている場合、応募者が最終的に入社を決める際に影響する要素について尋ねたところ、「企業の成長性・将来性」(37.0%)の回答が最も多く、「オフィス環境(立地・デザイン・雰囲気・設備など)」(36.6%)、「上司・同僚など人間関係の良さ」(33.0%)の順となった。

さらに、「採用活動において、オフィス環境が最も影響を与える場面」について尋ねたところ「会社説明会」(27.8%)の回答が最多で、次いで「オフィス見学時」(25.4%)、「面接時」(25.0%)となった。

最終的に入社を決める際に影響する要素と、採用活動でオフィス環境が最も影響を与える場面
最終的に入社を決める際に影響する要素と、採用活動でオフィス環境が最も影響を与える場面(※画像クリックで拡大)

以上を踏まえた同社の分析として、企業の成長性・将来性を重視する声に次いで、オフィス環境が重視されていることは、応募者が目に見える・感じられる職場の環境を大事にしている可能性を示しているとしている。

Z世代、ミレニアル世代の採用強化 働き方やウェルビーイング重視に

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