新入社員定着に向けたオンボーディングの多面化 実務体験・カウンセリング・受け入れ体制づくり

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年04月17日
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新入社員の立ち上がり支援は、採用後の定着や早期戦力化にかかわる取り組みとして位置付けられている。4月までに発表された3社の事例を見ると、入社直後の研修実施にとどまらず、実務体験を通じた理解促進、専門家との対話機会の設定、現場全体で支える受け入れ体制の整備など、オンボーディングを多面的に設計する動きが見られる。

専門家との対話を通じて本音を把握、組織課題の可視化にも タナベコンサルティング

タナベコンサルティング(東京都千代田区・大阪市淀川区)は4月15日、ピースマインド(東京都中央区)と共同で開発した、新入社員定着率向上のための「フォローアップカウンセリングサービス(新入社員定着支援)」の提供を開始した。臨床心理士や公認心理師などの有資格カウンセラーが、50分の1on1ヒアリングを行う内容となっている。

「本音」を聴き、「組織」を整える 「定着率向上」と「早期戦力化」を導く3つのステップ

上司や人事部署にはいいにくい本人の本音を引き出し、個人の適応を支援するとともに、不調や離職の予兆を組織課題としてフィードバックする点が特徴だ。新入社員本人の成長実感やストレス状態の把握に加え、受け入れ側の課題を見直す材料としても活用する構想であり、「迎え入れてから始まる人材戦略」という考え方を打ち出している。

実務体験を通じて提供価値への理解を促す リングロー

リングロー(東京都豊島区)は4月1日、新座センターで「令和8年度 入社式 兼 起動式」を実施した。同社は入社式を、単なる節目の式典ではなく「会社の一員として起動する日」と位置付けている。式に先立ち、新入社員は先輩社員の補助の下、リユースPCのクリーニング、メモリ換装、検査などを行い、「PCを起動できる状態にする」ミッションに取り組んだ。

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