「このご時世に賃上げしないと人材流出する」 50%以上の企業で賃上げ見込み、TDB調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年02月16日
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帝国データバンク(東京都港区)は2月15日、2023年度の賃金動向に関する企業の意識について調査を実施。過半数の企業で賃金改善見込みであることがわかったが、従業員5人以下の企業の約3割が賃金改善を実施しない見込みと回答、環境が厳しくなっている様子がうかがえた。

賃金改善実施率は企業規模で差、改定内容はベアが約半数

2023年度に正社員のベースアップや賞与、一時金の引上げといった賃金改善が「ある」と見込む企業は56.5%と、2年連続で増加した。一方、賃金改善が「ない」と回答した企業は17.3%。調査開始以降で最も低い水準だった。

従業員数別で見ると、「5人以下(39.6%)」と「1,000人超(39.4%)」で、賃金改善を行う割合が低い傾向が出ている。

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