子連れ出社や育業体験などでママ社員をサポート 産休・育休復職率100%、ランクアップの支援策
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年03月04日

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ランクアップ(東京都中央区)は3月3日、国際女性デーを前に、同社が推進する女性活躍のための育児支援策や、仕事と育児を両立する社員の1日スケジュールなどを公開した。
社員同士の相互理解に向けた施策など女性のキャリア形成をサポートする仕組みづくり
3月8日は国際女性デー。国連が1975年に制定し、2025年は50周年を迎える節目の年になる。毎年グローバルなテーマを掲げ、ジェンダー格差解消に向けた行動を促している。2025年は主題の1つに「Accelerate Action(アクションを加速させる)」が取り上げられており、同社はテーマと合致する行動の事例として、女性のキャリア形成における課題解消に向けた取り組みを公開した。
産休・育休からの復職率100%を維持している同社は、社員の8割が女性で、そのうち半数が子育てをしながら働く、いわゆるママ社員だ。妊娠・出産・育児などのライフイベントを機に退職を決断したり、子育てを理由にキャリアを諦めたりせずに活躍できる環境づくりのため、柔軟に利用できる独自の福利厚生や、社員同士の相互理解に向けた施策などに取り組んでいる。
育児用品の社内譲渡イベントや若手社員が実際の育児を体験する研修を実施
同社の「育児グッズの社内リユースマーケット」は、子供の成長とともにサイズアウトしてしまった洋服やおもちゃなど、短期間で使わなくなってしまった育児用品を、社内で譲渡するイベントだ。
子育て中の社員と、ほかの社員との相互理解を深めるため、2021年から「育業体験」を実施。まだ子供のいない若手社員が、ママ社員の1日を体験する。お迎えやご飯の支度などを実体験することで理解が深まるとともに、将来のイメージ作りにも役立っていると好評の研修だという。
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