社内の古紙や製造過程の残りかすから、名刺やオリジナルグッズへ 地元企業やベンチャーと協業
月刊総務 編集部
最終更新日:
2025年01月22日

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コクヨグループのカウネット(東京都港区)は1月21日、グループで排出した古紙を利用して名刺を製造したと発表した。市販の再生紙を利用した名刺が広く普及しているが、国内でオリジナルの紙を小ロットで製造できる工場が限られている。同社の取り組みは、製紙企業との連携により誕生した。
2024年10月1日から11月23日まで、グループ本社を含む5拠点で使用済みコピー用紙など607kgを回収。山陽製紙(大阪府泉南市)にて古紙配合率50%のオリジナル名刺用紙を製造した。印刷は、障がい者雇用を重視したコクヨの特例子会社であるコクヨKハート(大阪府大阪市)が担当している。

国内でオリジナル紙を小ロットで製造できる工場が限られているため、市販の再生紙を利用した名刺が広く普及している。今回は、山陽製紙との協力により小ロットでのオリジナル紙の製造を実現し、社員を巻き込んだ環境活動の一環として、取り組みが実現された。
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