クラウドサイン、三井住友銀行の法人口座利用者向けに無料で提供 電子契約の利用拡大を目指す

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年09月27日
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SMBCクラウドサイン(東京都港区)は9月26日、三井住友銀行のすべての普通預金口座を持つ法人顧客を対象に、電子契約サービス「SMBCクラウドサイン<フリープラン>」の無料提供を10月2日から開始すると発表した。

同社は、三井住友銀行(東京都千代田区)と、電子契約サービスクラウドサインを提供する弁護士ドットコム(東京都港区)が設立した合弁会社。

三井住友銀行では、これまでも法人向け普通預金口座へのインターネットバンキングの標準搭載、Web通帳の提供などデジタルチャネルでのサービス拡大をはかっており、同施策によって、グループ各社が提供するサービスのシームレスな提供を目指している。

弁護士ドットコムの元榮太一郎氏(代表取締役社長兼CEO)は同施策について、電子契約業界では前例のない大規模なものだとし、都市部に集中していた電子契約サービスの利用が、日本全国の中小企業への利用加速を促すものと見込んでいる。

月3通まで無料送信OK ライトユーザーや電子契約トライアル層の取り込みを目指す

今回のサービスでは、利用ユーザー1人に限り、月3通まで無料で送信可能。月額固定費用もかからない。同社では、取引先との契約書類や従業員の雇用関係書類などの利用を想定している。

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