誰でも使える時短勤務制度を導入、目的問わず 育休中の支援金も新設 イオンファンタジー

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年07月07日
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イオンファンタジー(千葉県千葉市)は7月6日、全従業員が目的を問わず時短勤務を取得できるようにするなど、4項目の福利厚生制度を改定したと発表した。

育児や介護以外でも全従業員が時短勤務可能に ライフサポート休暇は同性パートナーも対象

改定したのは、時短勤務制度の適用範囲の拡大のほか、育児休職取得時の支援金「ハグくみ支援金」の新設、出産祝い金の対象者拡大、無給休暇「ライフサポート休暇」の適用範囲拡大の4項目。

時短勤務制度の適用範囲を全従業員に拡大

「時短勤務制度の適用範囲拡大」では、育児や介護などを目的に勤務時間を10%~30%短縮できる「時短勤務制度」の適用範囲を拡大。全従業員が、育児や介護以外でもライフスタイルの変化に合わせて時短勤務が選択できる。

「ハグくみ支援金」を新設

新設する「ハグくみ支援金」はすべての従業員が対象。これにより、育児休業の取得時に最長3か月分、育休取得前の給与の13%相当の支援金が支給される。育児休業給付金と組み合わせると給与の実質80%補償となる支援金を支給する。

パートタイム社員にも出産祝い金給付

子供が生まれた際に受け取れる出産祝い金の給付を、パートタイム社員にも支給される制度へと変更した。

無給休暇「ライフサポート休暇」の適用範囲拡大

これまでの無給休暇を「ライフサポート休暇」に改称。取得条件として「不妊治療」「更年期障害」「通院・治療」「家族の体調不良」を追加したほか、「家族」の定義には同居で看病者がいない内縁や同性パートナーも対象とした。

配偶者の出産時に5日間の特別有給、育児時短勤務は小学校卒業まで延長 多様な取り組みで働きやすい職場に

同社ではこれまでも、働きやすい職場を目指して以下のような取り組みを実現してきた。

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