オンワードの働き方改革、女性管理職比率が3割超に 広がる「カエル会議」と人的資本経営の深化

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月23日
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オンワードホールディングス(東京都中央区)は10月22日、同社が推進する働き方改革プロジェクト「働き方デザイン」における2024年度の進捗を発表した。

社員一人ひとりが自発的に取り組むこのプロジェクトでは、管理職級における女性比率が3割を超え、離職率は5.7%と国平均(12.1%)を大きく下回るなど、人的資本経営の深化とともに目に見える成果が表れている。

取り組みはグループ各社にも広がっており、「カエル会議」などの社内対話を通じて、働き方そのものを見直す動きが加速している。

オンワードグループの「働き方デザイン」とは?

「働き方デザイン」は、オンワードグループが2019年8月にスタートした独自の働き方改革プロジェクト。業務効率化とワーク・ライフ・バランスの両立を通じて生産性向上をはかることを目的とし、社員が自ら働き方を見直し、行動変容を促すことを重視している。

その象徴的な取り組みが、チーム単位で週に一度実施される「カエル会議」。「自分たちがより良く働くために何ができるか」を考えるこの対話の場を通じて、業務改善や組織風土の変革が着実に進んでいる。

2024年度の主なトピックス 管理職級の女性比率が3割超に

女性の活躍推進に向けた取り組みが成果を見せている。オンワード樫山において、2025年3月1日時点で管理職級の女性比率が31.1%に到達。前年の29.4%(2024年3月時点)から増加し、リーダー層における多様性が広がっている。

背景には、以下のような施策がある。

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