異業種3社が連携し、こども食堂で「食」と「健康」を学ぶ体験イベント SDGs貢献のモデルに
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年04月11日

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日本ケンタッキー・フライド・チキン(神奈川県横浜市、KFC)は2024年4月10日、ライオン(東京都台東区)、ファンケル(神奈川県横浜市)と連携し、子供たちに「食」と「健康」の大切さを伝える体験型プログラムをこども食堂で実施したと発表した。食育、衛生、食品ロスというそれぞれの強みを生かしたプログラムは、楽しみながら生活習慣を学べる構成となっており、子供たちの関心を引き出した。今回のような企業同士の連携は、SDGsにも資する社会貢献活動として注目される。
企業コラボで実現した、食と健康を学ぶ体験イベント
3月21日、神奈川県横浜市内のこども食堂にて、KFC、ライオン、ファンケルの3社による合同体験イベントが開催された。各社が得意分野を持ち寄り、「食育」と「ヘルスケア」を軸にした体験型プログラムを構成。子供たちが主体的にかかわりながら生活習慣を学ぶことができる内容となった。

イベントは、ファンケルによる「栄養講座」から始まった。講座では、ケール青汁の原料や栄養価に関するクイズ、飲み比べ体験などを通じ、子供たちが楽しみながら健康な身体づくりへの理解を深めた。
続いてKFCは、「フードロス講座」を展開。紙芝居『うまれかわったチキンのおはなし』を用い、食品を無駄にしない心掛けの重要性をやさしく伝えた。KFCがこども食堂向けに提供している食材が、どのように活用されているかを知る機会にもなった。
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