「勤務地希望制度」で柔軟な働き方を後押し ユアテック、人的資本経営の一環となる新たな支援策
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年12月10日
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ユアテック(宮城県仙台市)は12月9日、「勤務地希望制度」などの新しい人事制度を導入することを発表した。人的資本経営に関する基本方針や主要施策、将来構想を取りまとめた「ユアテック人財戦略」の一環で導入した制度となる。
「勤務地希望制度」で社員のライフステージに応じた柔軟な働き方を支援
同社は、2030年代前半での「連結売上高3000億円企業」の目標を盛り込んだ「2030ビジョン」「中期経営計画(2024-2028)」を達成するためには、企業価値創造の源泉である人財が夢と誇りを持って働くことができる環境整備が重要であると考え、2024年10日に「ユアテック人財戦略」を策定。これまでの延長線上にはない新たな仕組みづくりや環境整備に関する制度・施策を整備してきた。
今回の人事制度もその一環で、社員のライフステージに応じた柔軟な働き方を支援する。制度導入のポイントは以下の通り。
勤務地希望制度の新設
- ライフステージに寄り添う柔軟な働き方の実現
本人の希望やライフステージ(育児・介護)に応じて勤務地を選択できる制度を導入する
- エリア社員型:本人の希望により勤務地を限定可能
- ライフステージ型:育児や介護を理由として通勤可能な事業所を指定可能
新たな職能分類制度・職能クラス制度の導入
7月より定期人事異動に合わせ先行導入。
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