ドライバーの負担軽減や輸送効率向上のために大日本塗料が「中継輸送」を導入 鈴与G子会社と協業
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年09月26日

アクセスランキング
大日本塗料(大阪府大阪市)は9月25日、ドライバー不足や長時間労働といった課題に対応するため、長距離運行を複数のドライバーで分担する「中継輸送」を導入したことを発表した。鈴与カーゴネット(静岡県静岡市)と協業して、幹線の分担と拠点活用によって運行の最適化をはかり、ドライバーの負担軽減や輸送効率の向上を目指す。
中継輸送が「物流2024年問題」対応にも効果を発揮
同社の幹線輸送に中継輸送を導入したことで、従来の長距離輸送ルートでは難しかった、無理のない勤務時間で日帰り運行できる体制を実現した。中継地点として静岡や名古屋など鈴与カーゴネットの拠点を活用。ドライバーの働きやすさを確保しており、いわゆる「物流2024年問題」に伴う労働時間規制への対応としても効果を発揮しているとしている。

輸送効率向上とCO2排出量削減を両立
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。