東京ガス、2024年度「東京都女性活躍推進大賞」大賞受賞 育休の平均取得日数約60日を達成
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年01月28日

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東京ガス(東京都港区)は1月28日、東京都が実施する2024年度「東京都女性活躍推進大賞」の事業者部門で大賞を受賞したと発表した。男性育業促進やガスエネルギー業界全体での女性活躍を推進する取り組みが評価された。
育休目標の設定は取得日数で、共働き夫婦が登場するCM制作も
東京都女性活躍推進大賞は、女性の活躍推進に積極的な企業・団体、個人の取り組みを表彰するもので、今年度で11回目。
今回、大賞を受賞した東京ガスは、全社員のうち、男性社員が約8割を占める。こうした中、育業推進に向けて、男性の育休取得率だけでなく、取得期間にも着目し、「2025年までに取得率100%、取得日数1か月以上」という目標を設定。2024年には取得率100%、平均取得日数約60日を達成した。
2023年11月からは「育業推進の3本柱」を導入し、経済的支援に加え、キャリア補償、職場全体での支援も行っている。
- 経済的支援:育児休職取得による収入減の不安解消に向けて、一律の給付金を支給・賞与の減額を免除する
- キャリア支援:昇格規定を改定
- 職場支援:育休取得を支える取り組みを、個人の人事評価面接シートに記載するよう明示した
このほか、以下の取り組みが高く評価された。
CMを通じた社会全体への働き掛け
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