「Youはどうして日本へ?」 外国人人材が日本で働く理由の第1位は文化やカルチャー 民間調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年10月30日
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ヒューマンホールディングス(東京都新宿区)は10月29日、「現在日本で働いてる、または過去に日本で働いたことがある」という外国籍の309人を対象に「外国人材の日本での仕事観とキャリアに関する実態調査」を実施し、その結果を公表した。

日本を勤務先に選んだ理由は文化やカルチャー、生活環境 目標年収は?

調査対象309人の年代や、多かった業種や在留資格、国籍、現在の居住地は下記の通り。

  • 年代:20歳代(22.0%)、30歳代(41.7%) 40歳代(22.7%)、50歳以上(32.0%)
  • 業種:ソフトウェア開発・IT(72人)、教育・学習支援(65人)、製造業(21人)、観光・ホスピタリティ(20人)など
  • 在留資格:技術・人文知識・国際業務(63人)、永住者(40人)、日本人の配偶者等(20人)など
  • 国籍:アメリカ(53人)、インド(45人)、フィリピン(31人)、パキスタン(22人)など
  • 現在の居住地:日本(57.3%)、海外(42.7%)

日本を勤務地として選んだ主な理由の上位3位は、生活環境を重視する理由が占めた。「日本文化やカルチャーに触れたい」(20.7%)が最も多く、次に「家族やパートナーが日本に住んでいるため」(15.5%)、「治安や生活環境が良い」(13.9%)という結果だった。4位に「日本の技術や産業について専門知識を学びたかった」(10.0%)が続いた。

日本を勤務先として選んだ理由

また、日本で目標とする年収額は「400万円から500万円未満」(18.8%)が最も多く、「300万円から400万円未満」(15.2%)、「200万円から300万円未満」(9.7%)、「500万円から600万円未満」(9.4%)と続いた。

また、「日本での仕事の満足度」について質問したところ、50.2%が満足(満足+やや満足の合計)しており、「普通」が31.7%、18.1%は不満(やや不満+不満の合計)に感じていた。

日本で働くメリットは「治安や生活環境が良い」

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