パナソニックG、省エネ大賞を4件受賞 物流効率化でCO2排出量約71%削減など取り組み評価
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年01月30日

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パナソニックグループは1月29日、省エネルギーセンター主催の「2024年度省エネ大賞」で、資源エネルギー庁長官賞を2件、省エネルギーセンター会長賞を2件の合計4件を受賞したと発表した。
トラック輸送区間の一部を鉄道輸送へ切り替えることで、CO2排出量を約71%削減したことなどが評価され、29日に表彰式が行われた。
省エネ事例部門、製品・ビジネスモデル部門で資源エネルギー長官賞それぞれ受賞
省エネ大賞は、国内の産業・業務・運輸部門に属する企業、工場、事業場などのうち、省エネを推進している事業者や省エネ性に優れた製品を開発した事業者の活動を発表大会で広く共有し、省エネ意識の浸透、省エネ製品の普及促進、省エネ産業の発展、省エネ型社会の構築に寄与することを目的としている。
パナソニックは「省エネ事例部門」と「製品・ビジネスモデル部門」で、それぞれ資源エネルギー長官賞と省エネルギーセンター会長賞を受賞した。

省エネ事例部門では、輸送分野でパナソニック(東京都港区)くらしアプライアンス社の彦根工場が「環境・物流2024年問題に対応した九州便モーダルシフトの取り組み」で資源エネルギー庁長官賞を受賞した。
また、パナソニック オートモーティブシステムズ(横浜市都筑区)が「グローバル全社員参加によるCO2ゼロ工場の実現とカーボンニュートラルに向けた取り組み」で省エネルギーセンター会長賞に選ばれた。
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