「快適なオフィス環境がモチベーションに影響する」が約7割 働く場所についてのイトーキ調査
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年12月18日

1ヶ月のアクセスランキング
イトーキ(東京都中央区)は12月17日、最新のオフィス環境の課題を分析した調査レポート「WORKPLACE DATA BOOK 2025」を公開した。同社は「オフィス環境調査」と「オフィス勤務者意識調査」の2種類の調査を実施。この調査結果と直近3年間の同社の事例から、ワークプレイスの設計や運用について分析している。
1人当たりのオフィス面積が拡大、1人用会議室需要も年々増加
「オフィス環境調査」では、首都圏を中心に2021年度から2023年度の3か年で
2024年度の調査では、1人(席)当たりのオフィス面積が9.77平方メートルに拡大し、同じく執務室面積も6.16平方メートルに拡大したとわかった。同社は、この結果から、「執務環境や柔軟性のあるスペースを整備する動きが加速している」と分析している。

また、1人用会議室の割合は2022年度は11%、2023年度は18%、2024年度には24%と、毎年6ポイント以上の伸び率で急増している。音環境に配慮したWEB会議用ブースや面談用スペースのニーズが拡大していることから、同社では在宅勤務やオンライン会議などの働き方の多様化が日常化し、それに合わせたオフィスの設計が急速に進んでいると分析している。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。