育成からキャリア形成支援まで 管理職に期待する役割増加で、人材マネジメントの難易度アップ?
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年09月24日

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リクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)は9月20日、「マネジメントに対する人事担当者と管理職層の意識調査2024年」の調査結果を発表した。
管理職と人事担当者が共通で悩む「次世代の経営を担う人材が育っていない」
調査は、企業の人事担当者150人と管理職層150人が対象で、今回が4回目。両者が感じている企業組織課題は「次世代の経営を担う人材が育っていない」が最多だった(人事担当者67.3%、管理職層66.0%)。
人事担当者が感じている「会社の組織課題」の2位は「ミドルマネジメント層の負担が過重になっている」(64.0%)、次に「新価値創造・イノベーションが起こせていない」(63.3%)が挙がった。
管理職層では「中堅社員が小粒化している」が2位で64.0%。また、「難しい仕事に挑戦する人が減っている」(62.7%)、「新人・若手社員の立ち上がりが遅くなっている」(62.7%)などの項目が上位に挙がっており、同調査では「引き続きピープルマネジメントが課題として認識されている状況がある」と分析している。

メンバーの育成だけでなくキャリア形成支援まで担う管理職層、役割認識に変化
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