約8割が荷物を床置きしない席を希望 フリーアドレス勤務経験者が対象の「職場の居心地」の調査
月刊総務 編集部
最終更新日:
2025年02月05日

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オフィス環境のデザインや施工などを手がけるプラス(東京都渋谷区)は2月4日、職場の居心地について調査結果を発表した。調査の結果、フリーアドレス制で座席を選ぶときには、デスク面の広さよりも、長時間座っても疲れない椅子や机を重視していることがわかった。
約8割が荷物を床置きしない席を希望、サイドキャビネットが減ったことが一因?
フリーアドレスオフィスでの勤務経験者を対象に、座席を選ぶときに重視するポイントについて聞いたところ、84.7%が「長時間座っても疲れない椅子や机がよい」と回答した(とてもそう思う、そう思うの合計)。次に多い「荷物の置き場がある(荷物を床置きせずに済む)席がよい」(同82.6%)とともに8割が希望していることが明らかになった。
調査では「荷物を床置きせずに済む」という項目が、調査担当者の予想よりかなり上位だったと言及。昨今のフリーアドレスオフィスで、サイドキャビネットが置かれないことが多い点を指摘している。

静かな席もザワザワした席もニーズあり 人気の席は個人差が大きい
回答者のオフィスは半数が「全席予約不要」で、その日座る席は「当日決める」人が過半数に達する(57%)。そこで、よく座る席と、その席を選ぶ理由を自由回答で聞いたところ、以下のような意見が寄せられた。
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