「アンコンかるた」が研修ツールとして外部採用 広がるパナソニック インダストリーのDEI教材
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月06日

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パナソニック インダストリー(東京都港区)は10月3日、同社が社内教材として開発した「アンコンかるた」が、他社の研修ツールとして採用されることが決定したと発表した。
同社が推進するDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)活動の一環として社内で展開してきたツールが、外部企業における研修用途にも活用されることとなる。
アンコンシャスバイアスへの気付きを促す教材「アンコンかるた」
「アンコンかるた」は、無意識の思い込みを意味する「アンコンシャスバイアス」に対する理解を深めるため、同社DEI推進室が企画・開発した社内教材である。

アンコンシャスバイアスとは、気付かないうちに人や状況を先入観で判断する心理的傾向のことで、職場内の公平性や多様性への対応の観点から注目されている。
同教材は、社員から募集した五・七・五の標語を基に、五十音全てに対応したかるた形式で構成されている。日常の職場のやり取りに潜む思い込みに気付くことを目的とし、短時間で活用できるよう設計されている。
動画やイラストも活用 社内研修に展開
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