年末年始の情報セキュリティ対策、ここに気をつけて 休暇前後のリスク回避策をIPAが紹介

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年12月18日
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情報処理推進機構(IPA)は12月17日、多くの人が長期休暇を取得する、年末年始に向けて、情報セキュリティについての注意喚起を行った。

休暇前後のインシデントで年始の業務継続に影響が及ぶことも

年末年始は、システム管理者も長期間不在になりがちだ。万が一セキュリティ・インシデントが発生すると対応に遅れが生じたり、思わぬ被害が発生したりと、長期休暇明けの業務継続に影響が及ぶリスクが出る。

また、年始の挨拶などもあり、年末年始の休暇明けは、メールを大量に受信していることが多い。IPAには実在の企業などを かた った、不審なメールに関する相談が多く寄せられているという。こういったメールの添付ファイルを開いたり、本文中のURLにアクセスしたりすると、ウイルスに感染したり、フィッシングサイトに誘導されたりするリスクがある。

長期休暇「前」と「後」の情報セキュリティ対策

IPAでは企業の管理者やシステム利用者に向けて、長期休暇中の情報セキュリティ対策を紹介している。

「長期休暇前」の対策、使用しない機器の電源OFFや緊急連絡体制の確認など

システムを利用する従業員

  • 機器やデータの持ち出しルールの確認と遵守

    長期休暇に社外での対応が必要となるパソコンなどの機器やデータなどの情報を持ち出す場合は、持ち出しルールを事前に確認し遵守する。

  • 使用しない機器の電源OFF

    長期休暇中に使用しない機器は電源OFF。

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