春の歓迎会・懇親会・お花見の開催率は29% 前年と同水準もコロナ前より22.7ポイント減少

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年04月12日
AdobeStock_405766760_20240412

東京商工リサーチ(東京都千代田区)は4月11日、2024年の「お花見、歓迎会・懇親会」についての企業アンケート調査結果を発表した。それによると、「お花見、歓迎会・懇親会」の開催率は3割未満となり、コロナ禍前よりも少なくなっている。一方で、開催する企業の多くは、制限なしで実施していることがわかった。

5類移行後で初開催、開催する企業の9割以上は制限を設けずに実施

2024年の「お花見、歓迎会・懇親会」は、5類移行後では初の開催となる。開催した(開催予定含む)と答えた企業に「歓迎会・懇親会」で設けている制限について聞いたところ、回答企業1324社の9割以上(90.4%)が、開催に伴う「制限は設けていない」と回答した。これは前回の2023年調査の結果(78.9%)を11.5ポイント上回っている。

一方、実施に際して何らかの制限を設けている企業は6%未満だった。企業規模では中小企業が大企業よりも多い傾向があった。具体的な制限としては「二次会の開催を制限している」が最も多く、そのほかに「滞在時間に上限を設けている」や「参加人数に上限を設けている」といった措置を講じている企業もあった。

貴社では「歓迎会・懇親会」について、現在制限を設けていますか?(複数回答)、有効回答1324社
「歓迎会・懇親会」の開催制限について回答状況、有効回答1324社(複数回答)

コロナ禍前に比べて開催率は大幅に減少、もう慣習的な開催は難しい?

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 「働きがいのある会社」トップ企業のハイブリッドワークの形 戦略総務を実現できるデバイスとは? PR
  • コスト削減だけじゃない! 働き方が変わり、コミュニケーションも生まれる「照明」のすごい効果 PR
  • 災害への備えは平時から。企業の防災担当者を強力にサポートする東京都のサービスとは PR

特別企画、サービス