ロート製薬が「Well-being LIFE 宣言」 リスキリング休職など働き方改革の新展開

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年06月10日
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ロート製薬(大阪府大阪市)は6月9日、社員の働き方や健康に関する心構えをあらためて明文化した「ROHTO Well-being LIFE 宣言」を発表。社員の自己実現や自己研鑽けんさんを促進するため、リスキリングに活用できる新しい休職制度の運用を始めたことも明らかにした。

スキルアップで2年休職後、等級を維持して復職できる新制度も導入

同宣言を通じて、社員一人ひとりが心身を健康に保ち、業務以外の時間を充実させて、家族や社会での役割を積極的に果たすことが目的。また、家族や取引先など、自分自身を支えてくれる周囲の人々を、ウェルビーイングな状態にすることも目指す。

「リスキリング休職制度」は、自己成長やスキルアップのため、最長2年程度の休職を認めるもので、等級を維持したまま復職できる。6月より運用を開始しており、留学やMBA取得などでの利用を想定している。

業務効率化で創出した時間を自己研鑽や社会への積極的な参画へ

「ROHTO Well-being LIFE 宣言」は、今後も社員が仕事やプライベートを通じて、ウェルビーイングな生活を送り、社会においてさらなる価値を創造できるよう、社員の自律と社会への参画を促すもの。自社で制定した健康宣言日(ロートの日)である6月10日に合わせて発表した。

「仕事とプライベートの時間どちらも充実することが大切」「心身の健康はWell-beingな人生の土台である」とし、疾病の予防や治療、体力づくり、休息などの健康維持・増進に積極的に取り組むことや、業務効率化、生産性向上、多様な働き方の実践、ウェルビーイングを向上させるための時間創出に努めることなどを盛り込んだ。

創出した時間は、学びや副業などの自己実現や自己研鑽、心身のリフレッシュ、家庭や社会での役割を果たすための時間に積極的に使うこととし、ともに働く仲間や家族、取引先などへのウェルビーイングへの配慮も求めている。

ウェルビーイングに焦点を当てた働き方改革で時間外労働を削減

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