2030年に約318万人、ビジネスケアラーとの協働を考えるイベント 社内アイデアソンで発案

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年12月20日
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日立ソリューションズ(東京都品川区)は12月19日、仕事と介護の両立を目指し、働きながら介護する「ビジネスケアラー」とともに働くことを考えるイベントを開催したと発表した。

社員発のアイデアから「仕事と介護の両立」プロジェクト始動

ビジネスケアラー支援の第一人者による講演や、ビジネスケアラーの社員や役員、ビジネスケアラーの部下を持つ上司によるパネルディスカッションを実施。両立における課題や、ビジネスケアラーとともに働く人に求められるリテラシーについて理解を深めた。

イベントは、社員のアイデアからスタートしたプロジェクトの一環。2023年より同社は、介護をオープンに相談し合える企業文化の醸成や、働き続けられる職場づくりをめざす活動に取り組んでいる。ビジネスケアラーの数は増加傾向にあり、経済産業省は2030年には約318万人に上り、関連する経済損失額は9兆円以上と試算する。

2030年には家族を介護する833万人のうち、約4割の318万人がビジネスケアラーに
経済産業省「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」(入門編)より

約8割のビジネスケアラーは「仕事も頑張りたい」風土の醸成やナレッジ共有が大切

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