「職場のロリエ」導入500社突破 ナプキン備品化が職場の安心につながり、導入企業に共感広がる
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月02日

アクセスランキング
花王(東京都中央区)が2022年に開始した「職場のロリエ」の導入企業数が、2025年に500社を超えた。トイレットペーパーと同じように生理用ナプキンを職場のトイレに備品として設置するプロジェクトで、費用や手間をかけずに設置できる点が、導入企業から支持を得ている。
「職場のロリエ」とは
「職場のロリエ」は、企業の福利厚生の一環としてトイレットペーパーと同じように生理用ナプキンを備品化する、2022年から始まったプロジェクトである。
花王が専用ボックスを無償で提供し、導入企業が福利厚生としてナプキンを購入する仕組みだ。
オフィスや工場、建設現場などさまざまな職場に導入されており、さらに学校や自治体向けに「学校のロリエ」を展開。小中学校や高校、大学、専門学校での健やかな学校生活のサポートをめざしている。
2025年5月からは、専用ボックスを環境に配慮した素材へとリニューアル。花王のサニタリー製品の製造過程で生まれる端材を一部に活用している。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。