エムスリー、「健康・健診DX相談窓口」を設置 人的資本情報開示や健康優良法人申請を支援

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年08月10日
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医療従事者専用サイト「m3.com」などを運営するエムスリー(東京都港区)は8月9日、同社が提供している余命予測アルゴリズム「EBHS Life」の機能追加に合わせ、企業の健康・健診分析・DX化を無償でサポートする「健康・健診DX相談窓口」を社内に新設したと発表した。

健康経営の導入から優良法人取得まで無償サポート

2023年3月期決算から、上場企業は「人的資本情報開示」が義務化され、健康と経営との関係性を明らかにすることが注目されている。8月末に申請が始まる「健康経営優良法人2024」では、経営と健康の関係性を把握する指標として、プレゼンティーズム(出社しているものの、何らかの健康問題により業務効率が低下している状況)に対する指標が追加されるなどの変更がある。

同社では、こうした企業に求められる健康経営や産業保健、人的資本情報開示への対応として、企業を無償でサポートする「健康・健診DX相談窓口」を設置した。

保健師・健康経営アドバイザーによるハンズオン型支援

同相談窓口では、経験豊富な保健師・健康経営アドバイザーが、健康経営優良法人の申請相談や、健康経営・産業保健に関する企業の課題に対応。また、人的資本経営ウェルビーイング経営に欠かせない企業レポートや健康経営マップの作成などについても、作成から、見方や具体的な活用方法まで丁寧に解説してくれる。

8月31日までに「EBHS Life」に申し込めば、2024年度の健康経営調査票への対応が可能となり、2025年度以降、調査票に採用が予想される「経年での指標測定」「改善率の提示」にもいち早く備えることも可能だ。

企業レポートは、従業員のスコアを統合・多視点から分析し、企業個別の健康課題を明らかにする。また、健康経営マップは、健康を起因とする労働生産性の低下や改善に向けた施策案の提供が可能なだけでなく、健康経営優良法人の申請に提出が必須となっている。

2024年度健康経営度調査票に追加の業務パフォーマンスに関する指標にも対応

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