イトーキの本社オフィス、世界最大のワークプレイスサーベイで日本初の認証を取得 ポイントは?
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イトーキ(東京都中央区)は10月15日、本社オフィスである「イトーキ・トウキョウ・ゾーク」が、従業員の職場での体験に注目し、働く環境を総合的に評価する「リースマン・サーベイ」で、日本で初めて「リースマン・プラス認証」を取得したと発表した。
同社はリースマン・プラス取得について、「オフィス空間をリニューアルしてから組織の働き方や文化そのものが変わるまでにはタイムラグがある。重要なのは継続的なモニタリングと改善」としている。
9000拠点を対象にした「リースマン・サーベイ」、イトーキは世界57位に
リースマン・サーベイは、イギリス・ロンドンに本社を置く「Leesman Ltd.」が提供しているワークプレイス・エクスペリエンス評価サーベイだ。リースマン・プラスは、リースマン・サーベイで、総合指標が70以上を獲得するなどの基準を満たしたワークプレイスにのみ与えられる認証だ。
リースマン・サーベイは世界122か国、9000拠点以上、130万人以上を対象にしており、その中でも限られた26社65拠点がリースマン・プラス認証を受けている。「イトーキ・トウキョウ・ゾーク」は6月の調査で総合指標が71.1(調査実施時点で世界57位)を記録し、日本初のリースマン・プラス認証のワークプレイスとなった。
イトーキ本社オフィス、新オフィスへの移転で「オフィスへの誇り」が大幅上昇
「イトーキ・トウキョウ・ゾーク」は高い自己裁量で自律的に働き方をデザインするActivity Based Working(ABW)の実践とWell-beingの観点で高い空間品質を担保することをコンセプトに2018年にオープンした。
リースマン・サーベイはオープン以降、年1回の頻度で実施し、オフィス空間の具体的な課題抽出だけでなく、ABWの実践度合やその効果検証に活用するとともに、リースマン・プラス認証の獲得を目標に改善を続けてきた。
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