新入社員の提案が会社を動かす ウエディングパーク、若手育成の新制度「ウェルカ」始動

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ウエディングパーク(東京都港区)は6月9日、若手社員の育成促進を目的としたメンター制度「ウェルカムカレッジ(ウェルカ)」の運用を10月に開始すると発表した。今後は同制度を、内定者や新卒社員、U30の若手マネジャーそれぞれの成長を促す機会として活用する。
内定者や新卒社員がチームとなり、企業理解を深められる場を提供
「ウェルカムカレッジ(ウェルカ)」は、新卒社員が新たな福利厚生制度をつくる社内コンテスト「せどつく」において、2024年度の新入社員が発案したアイデアを基に制度化されたもの。
内定者や新卒入社1・2年目社員に、U30の社員やマネジャー歴の短い社員若手マネジャーを加えた3人1組のグループをつくり、11月~翌年4月の期間に、3~6回程度のミーティング「ウェルカムミーティング(ウェルミ)」を実施する。ビジョン・経営理念・TRUTH・カルチャーなどをテーマに、若手社員が自分の言葉で語り、内定者が会社理解や考え方の理解・整理できる場を設ける。若手社員にとっては自分の言葉で語るトレーニングとして、内定者には企業の理解を深めさせるのが狙いだ。
ウェルミ後には、若手社員は若手マネジャーからフォローアップが受けられ、直属の上司以外から社会人としての考え方が学べる。若手マネジャーとしても、会社が大事にする考え方を語る力を育成することで、マネジャーとしてのスキル向上が期待できる。

内定者メンバーが入社する翌年4月にウェルカムパーティーを実施し、専用のSlackチャンネルに開催報告すると、1人当たり1500円の懇親費が会社から支給される。
なお制度名は内定者や新卒入社社員を歓迎する「welcome」と、大学を意味する「college」、仕事仲間を意味する「colleague」を掛け合わせたもの。
「せどつく」以外にも、新規事業や広告開発のための制度などを整備
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