テレワーク推進やオフィス環境など、障がい者の雇用環境整備 グリー特例子会社を「もにす認定」
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年09月10日

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グリービジネスオペレーションズ(神奈川県横浜市)は9月9日、「もにす認定制度」において認定されたことを発表。障がい者雇用に関する具体的な取り組みを明らかにした。
「もにす認定制度」は、障がい者の雇用の促進や安定に関する取り組みが優良な中小事業主を厚生労働大臣が認定するもの。同社はグリーホールディングス(東京都港区)の特例子会社で、障がいを持つ社員が長期的に活躍できる職場環境を整備に力を入れている。
過去3年間の定着率100%、特性に合わせたサポート体制を構築
同社は社員の約8割が発達障がいの診断を受けており、過去3年間に雇用した障がい者社員の定着率は100%。業務はグループ各社の総務・人事サポート業務やDX事業関連業務など、月に約250種類におよぶ。
心身の不調が業務に与える影響を最小限にとどめ、社員が安定したパフォーマンスが維持できるような環境づくりに取り組んでおり、以下のような個々の特性に合わせたサポートや、安定して就業できる体制を構築している。
テレワーク制度の積極的推進
精神・発達障がいを持つ社員にとって、通勤による疲労の軽減や、周囲に人がいない自宅の方が安定して就労できることがわかり、在宅勤務を主とした働き方に移行した。この取り組みは、厚生労働省主催の「輝くテレワーク大賞」で特別奨励賞を受賞している。
特性に配慮したオフィス環境
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