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(1)広報戦略立案の考え方
ドラッカーは、
「戦略計画とは、リスクを伴う起業家的な意思決定を行い、その実行に必要な活動を体系的に組織し、それらの活動の成果を期待したものと比較測定するという連続したプロセスである。最善の戦略計画さえ、仕事として具体化しなければ、よき意図に過ぎない。成果は、組織の中の主な人材を割り当てることによって決まる。戦略計画は将来において成果を生むべき活動に資源を割り当てて、初めて意味を持つ」(『経営の哲学』)
と定義する。
企業には、存立するための目的がある。経営とはその目的遂行のプロセスである。
明確な目的なき企業は社会的認知が得られず、長期的な事業継続は困難だ。無法人間は社会でまともに生きられない。
企業は「どのように社会に貢献するか」という基本方針(「ミッションステートメント」)を掲げ、その遂行のために経営戦略を策定する。
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