なぜデータ経営はうまくいかないのか? 導入のイロハがわかるリーフレットをIPAが公開
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年07月03日
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独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は7月1日、リーフレット「経営にデータを使うことのススメ」を公開した。経営層向けに、データを利活用するメリットや準備・導入で必要なことなどを簡潔に説明したもの。また、5月27日にはリーフレットの内容を詳細化した「経営者のためのデータ経営読本」も公開、経営にデータを生かしたい企業がまず取り組むポイントを紹介している。
データがあるけどうまく使えないのはなぜ? 準備や体制づくりの重要性をわかりやすく説明
業務のデジタル化によりデータ取得は進んでいるが、連携や活用するには課題があるという実態は、当メディアでも紹介している。本誌2023年11月号でも「デジタル化で描く総務の未来」を特集、ツールを使いこなすだけでなく、デジタル化の先を構想する力を養う重要性を紹介している。
リーフレットでは、組織でデータを使うための手順を、「準備編」と「導入編」に分けて紹介している。
- 準備編
- 経営層の理解
- データ活用人材の育成
- ガバナンスルールの策定(データの取り扱いでのアクセス権など)
- 体制整備
- データの棚卸
- 導入編
- データの企画、設計
- データの整備
- データの利活用
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