電通、「えるぼし認定」最高位の3つ星取得 専門人材育成や社内サイト活用などの働き方改革を実践
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年02月18日

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電通(東京都港区)は2月17日、厚生労働省が定める女性活躍企業認定「えるぼし認定」の最高位である3つ星を取得したと発表した。両立支援や働く女性の不安感の払拭に向けた各種制度の整備などの施策により、「えるぼし認定」が定める基準を上回った。
「えるぼし認定」、女性が働きやすい職場環境であるかを5項目で評価
「えるぼし認定」は、女性活躍推進法に基づく行動計画の策定と届け出をした企業のうち、女性の活躍促進に関して、優秀な取り組みを行っている企業を、厚生労働大臣が認定する制度で、「採用」「継続就業」「労働時間などの働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5項目を評価し、基準に応じて3段階で認定を行う。
電通では、多様な従業員が自分らしく生き生きと働ける環境を目指し、全員活躍による持続的な事業成長を実現する「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)」の推進や、 育児・介護をはじめとする両立支援などに関する各種制度を整備するなど、多くの施策に取り組んでいる。
「HRMディレクター」など、職場単位で専門人材を育成
2017年には人事部門と連携し、従業員の労務管理や見守り・人材育成支援など人事に関するさまざまな取り組みを職場単位で実行に移すための役職として、全組織に「HRMディレクター」を配置した。
HRMディレクター主体の会議を定期的に実施し、労務に関する取り組み状況や各種施策を共有化をはかっている。2024年にはサポート的な役職として、組織の見守り強化をともに実施する役職「HRM Coディレクター」を新設した。
「ハッピー電パパ電ママライフ」を活用した育児・介護支援
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