最終更新日:2024年11月29日
えるぼし認定とは、女性が能力を発揮しやすい職場環境を持つ企業を厚生労働大臣が認定する制度である。この認定は、女性の継続就業率や管理職比率といった基準を満たす企業が対象となる。評価基準には以下の5つがあり、企業の取り組み状況に応じて星の数や認定マークが与えられる。
- 採用:女性の採用状況
- 継続就業:女性の長期的な就業継続率
- 労働時間等の働き方:柔軟な働き方への配慮
- 管理職比率:女性管理職の割合
- 多様なキャリアコース:女性が多様なキャリアを選択できる環境
さらに、高い基準を満たした企業は「プラチナえるぼし」認定を受けることができる。この特例認定は、女性活躍推進における取り組みが特に優良である企業に与えられる。
えるぼし認定取得の流れ
えるぼし認定やプラチナえるぼし認定を取得するには、以下の手順を踏む必要がある。
- 一般事業主行動計画の策定・届出:女性活躍推進法に基づき、自社の目標と取り組みを明記した行動計画を作成し、都道府県労働局に届け出る。
- 女性の活躍に関する情報公表:女性の採用率や管理職比率など、法令で定められた情報を公開する。
- えるぼし認定申請:一般事業主行動計画の進捗状況や、女性活躍推進に関する取り組みが基準を満たしていることを申請し、認定を受ける。
- プラチナえるぼし認定申請:えるぼし認定取得後、さらに高い基準を満たしている場合に申請することで、特例認定を受けることができる。
参考:厚生労働省女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)
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