オフィスデザインに健康経営ソリューションを導入 パソナGがWELL認証「プラチナ」を取得
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月23日

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パソナグループ(東京都千代田区)は10月22日、南青山の本社オフィス「PASONA SQUARE」で、国際認証制度「WELL Building Standard™ v2(以下、WELL認証)」の最高レベルである「プラチナ」認証を取得したと発表した。
同制度は人々の健康とウェルビーイングに焦点を当て、建築や街区の環境の性能を評価するものであり、オフィス空間における同社独自の取り組みが評価された形だ。
「WELL認証」プラチナ取得したパソナグループオフィス
WELL認証は、米国の国際的な非営利組織「International WELL Building Institute(IWBI)」が運営する制度。
人の健康をサポートし向上させるための10のコンセプトとして、「空気」「光」「こころ」「コミュニティ」などで構成されているのが特徴で、認証レベルはプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4段階が設定されている。
同社オフィスは、特に「こころ」の分野で高く評価されたという。オフィス空間をデザインする健康経営ソリューション「COMORE BIZ(コモレビズ)」の導入や、女性の健康サポートプログラム「Kira+sup(キラサポ)」を基にした独自のメンタルヘルス研修の実施が挙げられる。
また、社内託児所「パソナファミリー保育園」の併設など、従業員のコミュニティ形成やワークライフバランスを支える取り組みも、「コミュニティ」の項目で評価された。

バイオフィリックデザイン採用 健康的な職場環境づくりに効果
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