日本気象協会が「暑熱順化予報」を公開 6月中旬から各地、前年は梅雨明けに救急搬送が1.7倍
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年06月14日

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一般財団法人日本気象協会(東京都豊島区)は6月13日、「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式サイトを通じて「暑熱順化前線」を公開した。「暑熱順化」とは事前に体を暑さに慣れさせることで、「暑熱順化前線」では、暑熱順化を始めるタイミングの目安を示している。「暑熱順化前線」の公開は4月9日に次いで2回目となる。
暑熱順化の実施時期は、地域別に「6月中旬」「6月下旬」「7月上旬」
今回公開した「暑熱順化前線」では暑熱順化の実施時期として、地域別に「6月中旬」「6月下旬」「7月上旬」の3つに分類している。
- 6月中旬:大阪、広島、高知、福岡、那覇
- 6月下旬:仙台、新潟、東京、名古屋
- 7月上旬:札幌

軽い運動や湯船につかる入浴などによって意識して汗をかくことで、体を暑さに慣れさせる暑熱順化を行うことができる。個人差はあるが、暑熱順化には数日から2週間程度掛かる。仮に暑熱順化ができていないと、体内の熱をうまく外に逃がせないため、熱中症のリスクが高まる。
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