D&I推進に注力する三井ホーム、アルムナイ交流イベントを開催 「新しい働き方」への理解促進も
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年12月16日
アクセスランキング
三井ホーム(東京都江東区)は12月12日、現役社員とアルムナイ(退職者)とが交流できる場として、11月21日に本社・新木場事務所を会場として「アルムナイイベント」を実施したと明かした。退職者に現在の同社について理解を深めてもらい関係性を維持することと、再入社促進を目的とするイベントだ。
退職者の再入社を促進する交流イベント
このイベントにはアルムナイ16人と現職の社員23人の合計39人が参加。以下のようなプログラムで進められた。
変化した組織体制・新たな制度などについて紹介、「新しい働き方」への理解促進も
多岐にわたる事業展開を行うために、7つの事業部制へと変化した組織体制や、キャリアセレクト制度(ライフイベントとキャリアの両立を目的とした制度)などを人事部長が紹介。
そのほかに、業務を円滑化する新たな取り組みとして、上下関係や部門・グループ会社間の垣根を低くするオフィスカジュアルの導入や、「さん」付け呼称、業務内容に応じて最適な場所で働くABWなど、新しい働き方への理解促進も行った。
退職後に再入社を果たした人材によるリアルな体験談
実際に、退職後に再入社を果たした元・アルムナイが登壇し、再入社に至った経緯や現在の働き方について体験談を発表。キャリアリターンのリアルな体験談に、参加者も熱心に耳を傾けた。
働き方を実現する本社オフィスを案内 懇親会も開催
同社の本社事務所は、2024年5月に新木場に移転したことを契機としオフィス空間を刷新、新しい働き方であるABWを実現するスペースとした。新しい社内を紹介するオフィスツアーを行い、主に10階の職場スペースを案内した。その後、立食形式の懇親会を開催し、現役社員とアルムナイが活発に交流する場を設けた。閉会時には、同社の新しいコミュニティサイトを紹介し、アルムナイとの継続的なつながりを呼び掛けた。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。