野村不動産HD、男性育休取得率102.2%を達成 「おめでとう面談」など育児との両立を後押し
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年09月12日

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野村不動産ホールディングス(東京都港区)は9月10日、同社グループにおける育休取得推進の進捗状況を発表した。2024年度は、育児休業の男女合計取得率・男性取得率ともに100%を超える水準を記録し、同社が掲げる「男女育児休業取得率100%」を達成した。
また、9月19日の「♯育休を考える日」に併せて、男性育休に関する啓発プロジェクト「IKUKYU.PJT」に3年連続で賛同している。
育休取得率の推移と実績 最長で300日取得した社員も
同社グループにおける育児休業など、および育児目的休暇の取得率(各年度3月末時点)は以下の通りである。
年度 | 男女合計取得率 | 男性取得率 |
---|---|---|
2022年度 | 64.5% | 38.6% |
2023年度 | 101.2% | 102.9% |
2024年度 | 103.1% | 102.2% |
2024年度は、男性の育休取得率が3年連続で上昇。また、平均取得日数は約1か月(29.7日)にのぼり、最長で300日取得した社員もいた。中央値も26日と、取得の質の面でも定着が進んでいる。
男性育休取得率 | 平均取得日数 | 最長取得日数 | 中央値 |
---|---|---|---|
102.2% | 29.7日 | 300日 | 26日 |
取得者数は227人にのぼり、育休日数の分布は以下の通り。
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