ロボットを「新卒総合職」として育成 長野の老舗メーカーが挑む、人手不足対策と社内DX
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年08月21日
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カクイチ(長野県長野市)は8月17日、Play Robotics(東京都中央区)と共同で、二足歩行型ヒューマノイドロボット「宮澤ノア」を「新卒総合職」として採用するプロジェクトを開始したと発表した。4月の入社式に向け、工場や営業など複数部門での研修と実務を通じて段階的に育成する計画だ。
中小企業としては日本初の取り組みであり、社員自身が二足歩行型ヒューマノイドを扱う技術と発想を習得し、工場や営業所などの現場課題に応用できるようになることを目指す。
購入で終わらせない「ロボットを使いこなす人材」の育成
人口減少に伴い建設や製造などの現場で人手不足が深刻化する中、ロボット技術の導入が各地で進んでいる。しかし、機器を購入して設置するだけでは、現場の課題解決にはつながらない。ロボットの特性を正しく理解し、自社の業務に合わせて設定や運用を工夫できる人材が社内に不可欠となる。
本プロジェクトでは、二足歩行型ヒューマノイドロボットを特定の業務に限定して導入するのではなく、人間の新卒社員と同じ「総合職」として位置づけている。グループ3社から10人以上の社員が参加し、Play Roboticsの技術支援を受けながら基礎技術の習得を進める。ロボットに実際の現場業務を経験させながら段階的に対応範囲を広げるとともに、社員側もロボットを活用・制御する技術と発想を身につけていく狙いがある。
現場課題への応用と将来的な中小企業支援への展開
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