ハラスメント対策に行動科学の視点 カードゲームで対応力高める企業研修
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年04月21日
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一般社団法人日本ABAマネジメント協会(東京都福生市)は4月17日、行動科学の視点から現場のハラスメント課題にアプローチする体験型教材「ハラスメントゼロカード」を開発したと発表した。同カードを活用した企業向け研修の提供も開始している。
適切なコミュニケーションの方法をロールプレイによって体験的に学ぶもので、参加者はゲーム形式で理解できるようになっている。
カードを用いたロールプレイによる行動変容の促進
応用行動分析学(ABA)の知見を取り入れた「ハラスメントゼロカード」は、相手の行動の機能を理解し、前向きな組織風土を育むことを目的に、応用行動分析学の専門家である明星大学心理学部の竹内康二教授の下、開発された。カードを使用した研修では、以下のカードを組み合わせて、参加者同士で議論と試行錯誤を行う。
- 行動カード:ハラスメントにつながりやすい具体的な「行動」を提示。
- 機能カード:なぜその行動が起きてしまうのか、背景にある「理由・意図(機能)」を分析。
- アイディアカード:ハラスメントに代わる「より良いかかわり方」のヒントを提示し、実際のロールプレイへつなげる。
同じテーマでも、引くカードによってアプローチや発言は変わる。受講者はカードを通じてハラスメントを客観的に分析し、アイディアカードをヒントにしながら適切なかかわり方を考え、ロールプレイを通じて実践する仕組みだ。

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