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総務FM塾〜プロフェッショナルへの意識改革〜【その3】総務FMエキスパートへの道 〈能力・コンピテンシー編(知力)〉

2019年09月20日

 プロフェッショナル総務人・FM'erへとなるには、自分の能力たるコンピテンシー、つまり「知力」「観察力」「創造力」「持続力」を磨く必要があります。ここでは、すべての知の基盤を支える知力の習得法について解説していきます。

■新聞・ニュースの情報を知識に変換

 知力は、記憶量に比例するものではなく、思考量に支えられて開花する力です。思考のベースとなる知識の品質レベルを上げておくことは必要ですが、やみくもな記憶増量勉強法は意味がありません。受験勉強とは違う勉強法を身に付けることが必要です。

 よく、仕事が忙しくて時間がない!との声を聞きますが、早朝、通勤時、昼休み、入浴中など、工夫次第で時間は作れます。この時間を使い、新聞(日経、読売、朝日、毎日、産経、東京など)や、ネットニュースを眺める習慣を身に付けましょう。また、興味あるジャンルの本を読むこともよいでしょう。

 新聞・ニュースを読むことは時間もかかり苦痛ですが、情報を拾う感覚で眺め、さらに目に入ってくる情報を知識に変換する思考法を身に付ける訓練をしましょう。デジタル版を使えば複数の新聞を眺めることが簡単にできますし、NewsPicks、SmartNews、Yahoo!など、さまざまなネットニュースもあります。

 新聞・ネットメディア等から世の中の動きを感じることができたら、それら事象がなぜ起きたのかを思考してみましょう。報道される内容をうのみにするのではなく、自分の言葉に替えて整理する訓練も、知力を高めることができます。

■本は目次から、ネット情報は選別

 本の読み方にも知力向上法があります。ビジネス本や知識本の場合、まずは目次を熟読しましょう。著者の意図とその本のエッセンスが目次に凝縮されています。各ページを斜め読みする前に、目次を読み込むことで時間を有効に使いながら相当の情報量を知識に変換することができます。

 そして知力向上の切り札は、インターネット情報の活用による知識習得です。ただし、玉石混交の情報の海であるネットの利用には、上質な情報選別の目を養うことが前提となります。

■知力を高めていくために

 新聞・ニュースや本に触れる日常を習慣化し、自分より勝る知力を持つ他者との積極的な交流を行い、思考術を訓練していけば、自然に上質の情報を集めることができるようになります。

 また、フライヤーや情報工場などの本の要約サービスを活用することも一考です。上質な情報から知識を得て、ロジカルな思考プロセスを習得することにより知力は高まってゆきます。

 知力にゴールはありません。仕事人としてのキャリア階段を昇りつつ、スパイラルアップさせていくものなのです。

岡田 大士郎
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