1時間以内に合意形成が実現! 誰でもファシリテーションがうまくなる方法

伝達だけで終わらせない! 会議で参加者の発言を引き出す10のファシリテーションテクニック

モチベーションファクター株式会社 代表取締役 山口 博
最終更新日:
2023年10月30日
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会議を実施しても、誰も何も発言しないまま終了してしまったり、反対に異論や懸念が噴出して時間切れになる会議が横行しています。この連載では、1時間で合意形成できるファシリテーションの手法を紹介します。1回目の今回は、参加者の発言を促し、沈黙が続く会議を回避するための10手法です。

「見せ掛けの合意」と「時間切れの会議」から脱する

一定時間内に合意形成しようと考えて会議を実施しても、相手の発言を引き出せず、一方的に伝達するだけで終わってしまうことがよく起きてしまいます。

特に顔が見えないオンライン会議では、意見や質問を求めても、沈黙が続き、誰も何も発言しないまま、終了時間が到来してしまうことが多発しています。そもそも、賛成なのか反対なのか、聞いているのかいないのかがわからないというリーダーからの嘆きの声が聞こえてきます。

反対意見が表明されなかったので、賛成しているだろうと思きや、会議参加者は誰も何も納得しておらず、場合によっては理解すらしておらず、会議の決定事項が実行に移されないという目も当てられない事態が発生してしまいます。私はこれを、「見せ掛けの合意」と称しています。

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著者プロフィール

h-yamaguchi

モチベーションファクター株式会社 代表取締役
山口 博

国内外金融・IT・製造企業の人材開発部長、人事部長、PwC/KPMGコンサルティング各ディレクターを経て現職。モチベーションファクター®をてこにした分解スキル反復演習®型能力開発プログラムのモデル化と普及に務める。横浜国立大学非常勤講師。ダイヤモンド・オンラインに長期連載するコラムニスト。主な著書に『人を動かすモチベーションファクター実践手法』『チームを動かすファシリテーションのドリル』。慶應義塾大学卒。https://motivation-factor.com/

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