災害時ライフハック:防災士が紹介する「もしも」のための裏技・アイテム

災害でライフラインが止まってもこれがあれば大丈夫! 電気不使用&節水でおいしいご飯を炊く方法

防災士/ライター・編集者 原田 怜果
最終更新日:
2025年02月20日

南海トラフ地震が近々起きるかも……などといわれている中、大災害への対策や備蓄は進めていますか? 本連載では、十分な備蓄がない中でも、身近にあるものを上手に活用することで自分や大切な人の命を守るライフハック、防災グッズレビューなどをお届けしています。前回は必ず備えておいてほしい防災グッズとして、カセットコンロとガスボンベをご紹介しました。ただ、いくら備えを万全にしていても、いざというときに使い方がわからなければ意味がありません。そこで今回は実践編として、電気が止まってしまったとき、カセットコンロを利用してご飯を炊く方法とパスタをゆでる方法をご紹介します。

備蓄品に加えてほしいもう一つの便利グッズ「アイラップ」

「アイラップ」は、加熱調理やレンジ調理、冷凍も可能な耐熱・耐冷の食品保存用ポリ袋です。使い勝手が良く活用の幅も広いため、日常生活でも利便性が高いのですが、実は、災害時になるとさらに大活躍してくれます。

というのも、災害時には断水となる可能性も高く、十分に水を使えないケースが想定されます。アイラップを使えば鍋も皿も汚さずに調理できるので、断水時でも汚れものを出さず、節水できるのです。

袋ごとボイル調理やレンジ調理が可能で、日常的にも使いやすい

以下では、カセットコンロとアイラップを使用したご飯の炊き方・パスタのゆで方について、具体的な手順とともに解説していきます。

カセットコンロとアイラップを使ったご飯の炊き方

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プロフィール

防災士/ライター・編集者
原田 怜果

2014年にWebライターとして独立。2016年以降、編集者を兼任。2023年に防災士資格を取得し、一般社団法人地域安全協会代表理事 山本一氏に師事。現在は「防災を日常に」をコンセプトに、一人ひとりの防災力(自助の力)を高めるべく、記事の監修・執筆、防災イベントの企画・立案等を通して防災知識の普及活動を行う。

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