災害時ライフハック:防災士が紹介する「もしも」のための裏技・アイテム

活躍の場はキッチン以外にも! アルミホイルを超えた最強防災グッズ「ラップ」活用テクニック6選

防災士/ライター・編集者 原田 怜果
最終更新日:
2025年05月27日
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水が使えない。ごみが捨てられない。洗剤やせっけんが足りず清潔を保てない……。災害時には、日常生活からは想像もできないような事態が起こり得ます。そして、水や食料以外にもありとあらゆる物資が不足してしまいます。そんな不測の事態でも、身近にあるもので代用する術を知っていれば、自分だけでなく周りの人たちの命を守る行動につながります。防災士がお届けしている本連載。7回目となる今回は、災害時に役立つラップ活用術をご紹介します。日常生活でも主にキッチン周りで大活躍してくれるラップは、酸素透過性が非常に低く、防水性にも優れているため、防災グッズとしても活用の幅があります。もしもに備えて、さまざまな使い方を覚えておきましょう。

ラップ活用術(1)食器類の汚れ防止

いつライフラインが復旧するかわからない災害時は、なるべく節水を心掛けたいもの。食事をする際は洗い物が出ないよう、食器にラップを敷いて使いましょう。紙皿の備蓄がある場合は、紙皿にもラップを敷けば捨てずに繰り返し使えます。

食事後は臭いが漏れ出ないよう、汚れた面を内側にしてラップを包み、ごみ箱へ

ラップ活用術(2)臭い対策

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プロフィール

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防災士/ライター・編集者
原田 怜果

2014年にWebライターとして独立。2016年以降、編集者を兼任。2023年に防災士資格を取得し、一般社団法人地域安全協会代表理事 山本一氏に師事。現在は「防災を日常に」をコンセプトに、一人ひとりの防災力(自助の力)を高めるべく、記事の監修・執筆、防災イベントの企画・立案等を通して防災知識の普及活動を行う。

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