総務のマニュアルオンラインのメリットを生かす ニューノーマル時代の採用術

採用におけるオンラインと対面の違い

株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役 伊達 洋駆
最終更新日:
2022年06月06日
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新型コロナウイルス感染症の感染拡大をきっかけに、オンライン採用を導入した企業も少なくないのではないでしょうか。今後感染症が収束したとしても、オンライン採用は残り続けるはずです。ここでは、採用においてオンラインと対面でどのような違いがあるのか、そして、それぞれのメリット・デメリットは何なのかについて見ていきます。

採用のオンライン化

新型コロナウイルス感染症が世界中で流行し、日本でも2020年4月に緊急事態宣言が発令されました。これをきっかけに、採用の世界ではオンライン化が進みました。対面で集うのが難しくなったからです。

採用プロセスの中で、オンライン化が取り入れられた箇所は多岐にわたります。会社説明会、採用面接、社員との面談、職場見学などが対面からオンラインになりました。

2年前に急きょ会社がオンライン化の導入を決め、対応に追われた人もいるのではないでしょうか。そのときから比べると、オンライン採用に慣れてきた企業もあるでしょう。

オンライン化は、採用の世界においては大きな変化です。というのも、従来の採用は対面を前提に組み立てられていました。採用のノウハウもまた、対面を前提にしたものでした。

感染症が収束したら、オンライン採用はゼロになるのでしょうか。採用担当者に対するさまざまな調査を見ると、そうでもないようです。

企業も候補者もオンライン採用の便利さを味わっています。今後も、オンライン採用は部分的に残り続けるでしょう。

オンラインと対面の違い

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著者プロフィール

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株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役
伊達 洋駆

神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、組織サーベイや人事データ分析のサービスを提供している。近著に『現場でよくある課題への処方箋 人と組織の行動科学』(すばる舎)など。

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