総務のマニュアルオンラインのメリットを生かす ニューノーマル時代の採用術

採用において有効な応募を増やすための考え方

株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役 伊達 洋駆
最終更新日:
2022年06月07日
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新型コロナウイルス感染症の感染拡大をきっかけに、オンライン採用を導入した企業も少なくないのではないでしょうか。今後感染症が収束したとしても、オンライン採用は残り続けるはずです。ここでは、応募数の増やし方とともに、応募の質の高め方について紹介します。

応募の量と質の両立

求職者にあまり名前を知られていない企業など、自社の選考に参加する候補者を募集するフェーズで苦戦する企業は多いものです。「応募をもっとたくさん得たい」という声をよく耳にします。しかし、応募とひとくちにいっても「量」と「質」という2つの次元で理解すべきです。応募の量は、自社の選考を受ける人数のことです。応募の質とは、応募してきた求職者が自社の人材要件にどれほど合っているかを指します。

「統計分析ができる人を採用したい」と考えているとします。統計分析を行ったことがない人からたくさんの応募があった場合、量は多いものの質が低いといえます。

募集フェーズを考える際、応募の量が注目されがちです。ところが、応募する人が多ければ多いほど良いわけではありません。質が低くて量が多いとき、選考のコストがかかり、非効率な採用となります。したがって、応募における量と質を両立する必要があります。

応募の量の増やし方

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著者プロフィール

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株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役
伊達 洋駆

神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、組織サーベイや人事データ分析のサービスを提供している。近著に『現場でよくある課題への処方箋 人と組織の行動科学』(すばる舎)など。

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