社員食堂をコミュニティハブやブランディング拠点として再生 パーソルHDとコロワイドが協業
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年06月20日

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パーソルホールディングス(東京都港区)とコロワイド(神奈川県横浜市)は6月19日、社員食堂の再生に関する取り組みで協働することを発表した。社員食堂を、部署を超えた社員同士の交流の場や、ステークホルダーへのショーケースとしても機能させる。
人的資本の強化やエンゲージメント向上に社員食堂を活用
コロナ禍で閉鎖した社員食堂を再開し、運営をコロワイドグループ傘下の株式会社ハートフルダイニングに委託する。社員食堂はパーソル本社オフィス2階にあり、グループ内企業社員だけでなく、顧客や取引先といった来訪者との面談時などにも活用。こうしたフロアのポテンシャルを踏まえ、新たな発想や協働の起点となる「コミュニティハブ」として機能する場の創造に取り組む。
コロワイドは、外食事業で培った独自のフードサービスソリューションを投入し、パーソルの掲げる社員食堂の再生、価値再定義の取り組みに協力する。
昨今の物価高騰の影響を受け、パーソルによると、人的資本の強化や従業員エンゲージメントの向上の観点から、あらためて社員食堂の新設や機能充実をはかる動きが企業の間で見られるという。

自社プロダクトの試験的実装を通して飲食業における知見拡大に協力
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