「大志」で組織と社員を動かすパーパス経営

日本の閉塞感を打破する 創立24年目の再確認――株式会社サイバーエージェント

月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年03月25日
soumu220325100

2021年10月、株式会社サイバーエージェントは「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」を、同社が目指すべきパーパスとして発表した。創立から24年目のタイミングでパーパスを策定した背景は何だったのか。同社ならではのユニークなパーパス共鳴プロセスと併せて紹介する。

取材・文◎武田 洋子

経営陣で徹底議論 腹落ちするパーパスに

株式会社サイバーエージェント 執行役員 武田 丈宏さん
株式会社サイバーエージェント
執行役員
武田 丈宏さん

株式会社サイバーエージェントが新たにパーパスを策定することになったのは、「企業の成長過程において今がしかるべきタイミングだったから」という側面が大きい。策定に携わった執行役員の武田丈宏さんは、10年前とは明らかに変化していた状況を振り返る。

「インターネット広告事業から始まった当社も規模が大きくなり、メディアやゲームなど事業が多角化し、社員数も増えました。当然ながら、多様な価値観が生まれてきたのです。創業間もない頃は『インターネットという新しい領域で成功するぞ、会社を大きくするぞ!』というベンチャースピリッツで一丸となれました。ステークホルダーがみんな、会社を大きくすることで幸せになれていたのです。しかしもはや、社会から求められていることが変化しています。われわれの事業は社会に対しどんな意味があるのか、あらためて見直してパーパスを明確にする時期にきていました」

またさまざまな社会変化を背景に、若い世代の人たちの価値観も大きく変わってきていると武田さんは話す。武田さんは、採用活動を通して学生たちと接する機会が多い。昨今の若者が、社会に対する企業の存在意義を問い、重視する傾向には早くから気付いていた。社員を含め、現在のステークホルダーが共鳴できるような指標が必要だった。

土壌が整った2021年3月、代表取締役の藤田晋さんが主導し、パーパスの知見が豊かな社外取締役も参画しての議論が始まった。いつまで、と期限を区切るのではなく、腹落ちするいい言葉が出てくるまで議論は続いた。

続きは「月刊総務プレミアム」をご契約の会員様のみお読みいただけます。

  • ・さらに有益な付加価値の高い有料記事が読み放題
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツも割引価格でご利用可能に
  • ・「月刊総務デジタルマガジン」で本誌「月刊総務」も読み放題
  • ・本誌「月刊総務」も毎月1冊、ご登録いただいたご住所にお届け

10/5まで! 法人アカウントパック セールキャンペーン実施中!

チーム・部署単位で導入しやすい法人向けのアカウントパックが、
割引率をさらにアップしたキャンペーン価格でお申し込みいただけます。

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 通話内容を解析・可視化するAIツールで、リモートワークのコミュニケーション課題を解消! PR
  • ファンケル、企業の健康課題にあわせて、多様なサービスで健康経営をサポート! PR
  • 企業のDXを加速させる社用車管理システム 非対面で安心・安全な鍵管理を PR

特別企画、サービス