鹿島建設が休日BCP訓練を全社一斉に実施 首都直下南部地震でインフラ断絶を想定し初動体制確認

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年03月26日
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鹿島建設(東京都港区)は3月25日、休日BCP訓練を全社一斉に実施したことを発表。首都直下南部地震発生により主要インフラが断絶している状況を想定した初動体制の確認など、実践的な訓練に取り組んだ。

災害対策本部の立ち上げや通信体制確保などの習熟度アップが目的

BCP訓練は、休日早朝に各エリアで起こり得る最大級の地震を想定し、3月17日に全社一斉で行われた(一部支店は別日に実施)。訓練では、1月1日に発生した能登半島地震発生時の被災状況も踏まえ、特に以下の5項目の習熟度を上げることを目的とした。

  • 従業員およびその家族などの安否確認と安全確保
  • 災害対策本部の立ち上げ
  • 災害復旧活動拠点の設置
  • 通信体制の確保
  • 施工中現場の被害状況および保有資機材の確認

首都直下南部地震を想定し復旧活動拠点設置やリモートで現場確認など

同社の本社および首都圏4支店では毎年、首都直下地震を想定した訓練を実施。2024年は「休日の朝8時に都心南部(東京都江東区)を震源地とする最大震度7の地震発生」という設定で取り組んだ。首都圏で広範囲にわたり電力や電話、インターネット回線などのインフラが断絶している状況を想定し、主に以下の訓練を実施した。

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