約6割のバックオフィス担当者が「マニュアルなし」で業務を引き継ぎ、双方で認識にギャップも
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年07月01日

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メタップスホールディングス(東京都渋谷区)は6月30日、企業のバックオフィス担当者を対象に実施した「業務の引き継ぎに関する実態調査」の結果を公表した。それによると、約6割の担当者がマニュアルを用いずに業務の引き継ぎを行っている実態が明らかとなった。また、引き継ぎの満足度については、引き継ぐ側と引き継がれる側で11ポイント以上の差が見られ、双方の認識にギャップがあることもわかった。
文書化されない引き継ぎ、主流はOJTと口頭説明
調査では、業務の引き継ぎ方法として最も多かったのが「対面でのOJT(実務をしながらの指導)」で59.6%、次いで「口頭での説明」が55.9%となった。一方、「マニュアルを用いた引き継ぎ」は32.9%にとどまり、約6割の担当者が文書などの資料なしで引き継ぎを実施している状況がうかがえる。

「伝えたつもり」が通じていない実態、理解度に差
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