「歩いて健康」が思わぬつながりに 8割が参加、世代も部署も越えて盛り上がった社内イベント

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シンカ(東京都千代田区)は7月17日、社員参加型のウォーキングイベント「歩こうフェス」への参加を発表した。
同イベントは、サントリーが提供する企業向け健康支援アプリ「SUNTORY+(サントリープラス)」を活用し、社員が歩数を競い合いながら、健康意識とチームの一体感を高めることを目的に実施された。
健康づくりがきっかけ 歩数で盛り上がる社内イベントに8割以上が参加
「歩こうフェス」は5月21日から6月4日までの期間で開催され、社員が複数のチームに分かれて、アプリ上で歩数を競い合った。
シンカ社内では、歩数ランキングをめぐって自然と会話が生まれ、「あと少しで抜ける!」「抜かされたくない!」といった熱のこもったやり取りが日常の会話に混じるようになった。毎日変動する順位表に一喜一憂する社員の姿が社内各所で見られ、イベントは健康意識の向上にとどまらず、自然なコミュニケーションのきっかけとして職場に浸透していったという。
イベント期間中は、ランキングの動向に社内の注目が集まり、部署や役職を越えた応援や競争の輪が自然と広がっていった。開発部門のベテラン社員も奮闘する中、特に新卒社員の活躍が目立ち、最終的にはランキング上位を独占する快挙を達成。こうした盛り上がりを背景に、社員の8割以上が自発的に参加し、総歩数は54万歩を超えた。
高い参加率の背景には、社内衛生委員会のメンバーが各部署に対して参加を促す呼びかけを行ったこともある。全社一斉の案内に加え、部単位でのきめ細やかな働きかけが実現されたことで、より多くの社員がイベントに参加しやすくなった。
担当者は、「今回の『歩こうフェス』を通じて、社員一人ひとりの健康意識が高まっただけでなく、部署や役職を超えた自然なコミュニケーションが生まれました。参加者の増加には、衛生委員会のメンバーによる部署単位での丁寧な呼びかけが奏功したと感じています。こうした取り組みは、ウェルビーイングの実現に加えて、職場全体の活性化にもつながると実感しており、今後も社員が前向きに働ける環境づくりに取り組んでいきます」と話している。
特に上位にランクインした新卒社員からは、イベントを通じた前向きな変化や気づきについて、次のような声が寄せられた。
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